さて、転職の際に、履歴書と一緒に「職務経歴書」を持ってきてください。
などと書かれていることが、良く見られます。
学生のときは、言われなかったし、初めての転職でよくわからないという人の為に、
今回は、「職務経歴書」について、説明を致します。
書式から、、、、
文具屋さんでも売っていて、当然、手書きのものでも、問題はありませんが、
最近は、パソコンでプリントアウトしたものが、多いように感じます。
その為、書式は、まったく自由と言うのが、ほんとのところです。
ちなみに、用紙サイズは、A4用紙を縦にして、横書きが多いように思います。
どんなことを書くの、、、、、
今までに経験した職歴を記入します。
出来る限り、経験した職歴を細かく、担当業務などをまとめて記入します。
(履歴書には、学歴、職歴を記入してありますので、職歴は重複することになります)
この時、アルバイトの時は、派遣社員の時は、契約社員の時は、どうなるのか。
正社員以外の場合を気にされる方がいます。
ルールはありませんので、どちらでもOKなのです。
しかし、ひとつアドバイスします。
職歴が少ない方は、記入しましょう。職歴の多い方は、削除しましょう。
(ただし、求職の期間が長い場合は、記入した方がいいかもしれません)
これで、いいと思います。
記入量は、どのくらい、、、、、
当然、これも決まりはありません。何枚でも、OKです。
しかし、ここでアドバイス。
採用する側の気持ちを考えて、記入量を考えてみてください。
ちなみに、筆者は数多くの採用をしましたが、A4用紙で2枚ぐらいがベストと思います。
1枚の方の場合は、こんだけしか職歴がないのか、と感じます。
4枚以上の方の場合は、多すぎて読めない。文章をまとめる能力がないのか、と感じます。
それでも、4枚以上になってしまう場合には、要約したものを2枚程度にして、
補足説明は、口頭、または、当日追加の経歴書を説明しながらお渡しする。
このぐらいのほうが良いと思います。
特に人気の大企業などは、多すぎるのはマイナス要因になってしまいます。
中小企業でしたら、多少おおくても、良いかもしれません。
どうしてもいっぱい書きたい方に、アドバイスします。
記入するより、口頭説明する練習をして、面接官が興味を持つ経歴説明を行った方いいと思います。
やはりなんと言っても、量より質ですから。
書き方
これも基本的には、自由です。
しかし、入社企業(病院)ごとにまとめて、記入するのが見やすいと感じています。
なぜなら企業(病院)内で、移動や転属などの場合も、わかり易いからです。
また、可能であれば、出来る限り数字を入れて、書くのが良いと思います。
例えば、担当患者さんの人数、処理した処方箋の枚数、チーム人数、担当業務回数、などです。
数値が入った経歴書は、非常にわかりやすく、イメージしやすくなります。
また、多忙な業務だった方は、より理解して頂きやすくなります。
(「仕事が速いんですね」などと、好印象になるかも!?)
職歴が少ないかた、、、、
その場合は、当然1枚でも問題ありません。
しかし、「職務経歴書」が数行ということに、ならないようにしましょう。
少なくても、所属部署、担当業務、担当ごとの業務期間。などは、記入しましょう。
さらには、担当業務の具体的な内容を記入しても良いかと思います。
また、それでも職務経歴が少ない方は、施設の規模や、看護師数、担当人数、病床数、など、
企業(施設)情報を追加しても良いかもしれません。
最後に
最後に、職務経歴書は、相手に見やすく、読みたくなる経歴書が最適です。
人気の企業は、1日に50枚の履歴書を見る人もいますので、
相手の担当者の気持ちを考えて、自己満足の職務経歴書にならないように注意してください。